Photonon Inc.

株式会社Photonon(フォトノン)は、ヒトとモノの関係を再構築する企業です。

モノ・サービスの交換プロセスと情報処理技術による価値評価システムの開発を通じて、物々交換の根本的な未解決問題を解決し、より公平で利便性の高い交換市場の創成を目指します。

 

Background

近年、爆発的に進化する情報処理やインターネットのテクノロジーは、他の産業と同じく物々交換の効率化、課題解決へも向けられてきました。

さらにSDGsに代表されるように、限られた資源の有効活用が地球規模で求められており、資源活用を高効率で持続的に行えるよう、物々交換つまりモノ・サービスどうしのシェアリングや直接の交換について様々な形態が試されています。

しかしマッチングを効率化したり、ポイント等の貨幣に準ずるものを仲介する等の手段が開発されたものの、それらは物々交換の古くからの交換プロセスを現代のテクノロジーに焼き直しただけにすぎず、根本的な「欲望の二重の一致(Double Coincidence of Wants)」などの課題は解決されていませんでした。

●物々交換の根本的な課題
「欲望の二重の一致(Double Coincidence of Wants)」 すなわち、交換参加者の相互に交換したい財が一致する状態のこと。それが一致していなければ、両者納得できる交換にならないが、従来の物々交換では一致する頻度が少ない。
とくに、交換しあうモノ・サービスの価値が異なる場合には、そのつど調整が必要となる。

 

Vision & Mission

Photononは、モノ・サービスの交換プロセスと情報処理技術による価値評価システムの開発を通じて、物々交換の未解決問題を解決し、より公平で利便性の高い交換市場の創成を目指します。

そのため、私たちは交換市場を広く創成するべく、基本特許ならびに関連特許の取得を進めています。

すでに、交換プロセスそのものを見直すことにより、貨幣と同じようにモノ・サービスによる支払いが可能で、欲望の二重の一致問題を根本的に解決した交換プロセスを開発。ジェトロや特許庁の支援#をうけ、国内特許を取得済み、米国特許出願中です。

今後、協業による展開を含め、知財も活用した交換市場の創成により資源の有効活用を促進し、社会へ貢献したいと考えています。

#「ジェトロ中小企業等外国出願支援事業」、「IPAS(知財アクセラレーションプログラム、特許庁によるスタートアップ支援事業)」採択事業

 

Company

会社概要

会社名
株式会社Photonon(フォトノン) (Photonon Inc.)

業務内容
資産の共利用プラットフォームの研究開発

本社所在地
東京都北区王子本町2-15-19

代表者
代表取締役社長 與儀 剛史

光物理、バイオ計測、データ分析、並列計算アルゴリズムを中心に研究・開発に従事。
東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科・物理工学専攻博士課程修了。博士(工学)。日立製作所中央研究所入所、主にライフサイエンスの計測装置の要素技術から試作機開発まで研究サイドで担当。国内外で複数の特許取得。東京大学にて医療系の学内ベンチャー立ち上げに研究開発主任として参加。NCCベンチャーグランプリ優秀賞。

 

Contact